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事前に開口部の測量を、
レーザーを使用してmm単位でしっかりとわりだします。
その測量結果を基に、窓枠とガラス冊子を事前に作成いたします。
そのため施工当日に必要となる作業は、
基本的には、設置個所の整理のみです。
設置中に接触して破損してはいけませんので、
周囲に調度品などがないようにご移動お願いしております。
あまりに重量のある棚などであれば、移動をお手伝いさせていただきますので、
ご遠慮なくおっしゃってくださいませ。
今回は、施工しやすい様にカーテンを
ふんわりと軽く括らせていただきました。
周辺整理が整いましたら、
左右の縦レールの設置を行います。
その次は、上下のレールの設置です。
1ヵ所の開口部に対し、この上下左右のレールを取り付けるだけであれば、
10分もかからない作業です。
レールの設置が出来たなら、
今度は窓サッシの設置です。
とはいえ、基本的には設置したレールの上に窓サッシを取り付けるだけです。
これで、見た目だけは内窓の完成です。
しかし、あくまでそれは見た目だけ。
良く見てみると、窓を閉じたときに枠との間に隙間が出来ていたりします。
この隙間は、既存の開口部の歪みによるものです。
どの様なお宅でも多かれ少なかれ家の重量などにより、
開口部の左右で高さや傾きが異なっている場合がございます。
これは、築年数が経っているお宅程よく見られる現象です。
その為、設置した内窓に隙間が出来ること自体は、
特段騒ぎ立てる事でもなく、よく見る現象なのです。
職人の腕の見せ所は、
この隙間を如何に解消するか、ということです。
窓には、そのレールの上を走る戸車という部品の高さ調整をする機能が備わってます。
また、窓の鍵（クレセント）の位置を絶妙にずらすことが出来る
クリアランス（隙間）がございます。
こうした機能を駆使して、設置した縦レールとの隙間を失くすように調整します。
一般に、既存開口部の歪みさが100mm以内であれば、
何とか調整できる範囲内です。
（とはいえ100mmはぎりぎりですので、職人もかなり頭をなやましますが・・・）
こうして、内窓の性能を最大限に高め調整することで、
不備を失くし、お客様にご満足いただけることをご確認頂けましたら、
お引渡しとなります。
□Before
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■After |
１．居間4枚掃出し
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□Before
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■After |
２．居間腰高窓
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