内窓の設置は、
施工日前の現地調査に重点が置かれます。
職人による現調調査を綿密に行い、
mm単位での寸法取りを行うだけでなく、
設置の障害になりえるものがないか細かく確認していきます。
今回ご依頼のお宅では、
カーテンレールと絨毯に焦点があてられました。
内窓枠の設置状況次第では、
カーテンレールを外したり移動する必要性がありますが、
今回は枠とレールが干渉せず設置出来ると想定されました。
また絨毯は、内窓枠70mm分を切り取る必要があります。
そのまま設置となると、絨毯が柔らかすぎるため十分な安定性が求められないですし、
経年で少しずつずれが生じる危険性もございます。
必要な工程となるため、切除となる旨 皆様もご承知くださいませ。
しっかりとした下準備が出来ましたら、
それを基に内窓の枠とガラスをオーダーメイドで作成します。
この作成が出来たら、
後は現地で設置を行うのみです。
まずは、設置窓周辺の整理整頓です。
置物や飾り物があれば、可能であれば移動をおねがいします。
そのままでも設置ができないことはありませんが、
隙間を縫って慎重に動いて設置する…という様な動き方になってしまいます。
接触して落下、破損してしまう危険性がありますので、
特に思い出のこもった品や貴重なものは特に、ご移動いただけると幸いです。
周囲の状況が整理できましたら、
さっそく内窓の枠を設置いたします。
左右の両端を設置したら、下枠と上枠をしっかりとビス(ネジ)止めします。
この作業は単純に打ち付けているだけと思われがちですが、
実は、しっかりと両端や中心の並行性を図りながら微調整して設置しています。
この微調整を怠ると、
窓ガラスを開け閉めの稼働に障害となる場合があります。
開け閉めの際に『開けづらい』『ひっかかる』といった感触を覚えられたら、
設置枠などに問題があると考えて差し支えないでしょう。
枠の設置が出来たら、実際に障子(窓ガラス)を設置します。
この時も単純に障子をレールの上に置いている分けではありません。
何度も開け閉めを行い、枠と障子の間に隙間がないか、
開け閉めに違和感がないか、クレセント(窓ガラスの鍵)の開け閉めがしっかりできるか、
こうしたことを1つずつ確認し、
問題がなければお引渡しです。
□Before
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■After |
1.和室の小窓
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□Before
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■After |
2.和室の掃出し窓 左
3.和室の掃出し窓 右
■猫ちゃんの寝床その1
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□Before |
■After |
4.リビングの
4枚引違い掃出し窓
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□Before |
■After |
5.ダイニングの出窓
■普段はこの出窓部分に
お花を飾られてます。
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□Before |
■After |
6.リビングの腰高窓
■猫ちゃんの寝床その2
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