イトウ住建のエコキュート施工実績

諏訪市で13年使用してヒートポンプから漏水エコキュートの交換工事

2021-11-03

before

after

工事のきっかけ: ヒートポンプから漏水してきてそろそろ寿命だと思ったため
施工内容: エコキュート交換工事
施工期間: 1日
保証年数: 10年
使用材料: CORONA　エコキュート　
フルオート370Ｌ
CHP-37AY4K
工事費用: 483,000円

諏訪市中洲でエコキュートの交換工事を行いました。１３年使用し、ヒートポンプから漏水も見られたため、そろそろ寿命ということで修理ではなく交換工事となりました。今回はエコキュートとはというところを交えながら、施工の様子をご紹介したいと思います。

まずは古いエコキュートを撤去します。前日までで貯湯タンク内に残ったお湯を抜き、配管、配線を取り外してから撤去するのですが水抜きをして軽くはしていますが、もともとが重いので人数を集めて運搬しなければなりません。

「エコキュート」は登録商標で正式には自然冷媒ヒートポンプ給湯器といいます。２００１年に日本の電機メーカーのコロナが世界で初めて販売しました。貯湯タンクとヒートポンプユニットからなる給湯機で、その仕組みはヒートポンプで取り込んだ空気をポンプ内の熱交換機で高温高圧にして、その熱で水を加熱してお湯にし、貯湯タンクにためて、お風呂や台所洗面などに使うものです。電気を使った給湯器のひとつです。電気のエネルギーを使う給湯器よりも電気使用量は３分の１ほどです。また、給湯に使うエネルギーは石油給湯器と比べると半分、ガス給湯器と比べると４分の１と、環境にやさしいエコな商品です。電気も深夜電機や太陽光パネルの発電を使えるので経済的にも財布にやさしい商品です。

その反面、稼働音が他の給湯器に比べて大きい、タンクとヒートポンプ２つを設置しなければならないという設置場所の問題、出湯の圧が弱いなどのデメリットもあります。

ヒートポンプの架台をそのまま使えれば交換の必要はありませんが、サビて腐食していたりサイズが合わなかった場合は交換の必要があります。また、貯湯タンクの設置にはコンクリート土間が必要です。これもそのまま使えればいいですが、タンクの容量を上げた場合（３７０Ｌから４６０Ｌに）土間のサイズが合わない場合があるので、この場合も交換の必要があります。今回は架台、土間とも交換の必要はなかったのでそのまま設置できました。

ヒートポンプの接続、室内のリモコンを取り付けて工事終了です。１日で終わる工事なので普段の生活に支障は出ません。夜にはお風呂に入ることができますので、ご安心ください。ただ、コンクリート土間の敷設が必要な場合は数日かかってしまいます。その場合は仮設のボイラーを使って給湯することができます。不安があるようでしたら弊社担当者にご相談ください。