イトウ住建のトイレ施工実績

安曇野市｜トイレ交換工事｜TOTO CS81BからPanasonicアラウーノL150へ直圧タンクレス設置

2025-11-04

before

after

工事のきっかけ: 使用20年を超えて水漏れやリモコンの不調があったため
施工内容: トイレ交換工事
施工期間: 半日
使用材料: トイレ
Panasonic　アラウーノL150
寒冷地仕様
工事費用: 340,000円

こんにちは、イトウ住建です。
安曇野市で「古いトイレが水漏れする」「スタイリッシュなタンクレスに替えたい」というご相談をいただき、TOTO CS81BからPanasonicアラウーノL150へ交換しました。
直圧タンクレスは水圧条件の確認が最重要です。
加えてリフォームでは排水心が合わないケースも多く、リモデル配管で美しく解決します。
寒冷地の安曇野市でも安心して使えるポイントを、やさしい言葉で分かりやすくご紹介します。

使用20年以上で便器周りのにじみとリモコン不調が続き、お掃除の手間も増えてきたことから交換をご希望でした。
タンクレスのスッキリ感と自動機能で家事を軽くしたいとのご要望があり、候補の中から直圧式のPanasonicアラウーノL150を選定しました。
直圧はタンクがない分だけ省スペースでデザイン性に優れますが、洗浄に必要な最低水圧を満たすことが条件です。
2階設置のため事前の水圧計測を実施し、数値が基準を満たしていることを確認のうえで採用しました。
併せて既存配管の排水心を計測したところ現行標準と差があり、床開口を触らずに対応できるリモデル配管採用の方針を固めました。

直圧式は水道圧で一気に洗浄するため、最低水圧を満たさないと流し残しや作動不良の原因になります。
特に2階や高所は水頭差で不利になりがちです。
今回は事前下見で止水栓側と機器接続点の双方を計測し、アラウーノL150の推奨レンジ内であることを確認してから着工しました。
水圧が不足するお住まいではタンク式を提案する場合もあります。
設置後に「思ったほど流れない」を防ぐ最重要プロセスが水圧調査です。

リフォームでは床の排水口中心（排水心）が現行標準200mmと異なることが珍しくありません。
今回は既存のCS81Bの排水心が標準とずれていたため、床開口を広げたりフローリングを大掛かりに補修したりせずに済むよう、**リモデル配管（アジャスト機構付きフランジ）**を採用しました。
これにより配管芯ズレをカバーし、見た目も清掃性も良いまま新機種を設置できます。
将来のメンテ時も着脱がスムーズで、長く安心できる構成です。

アラウーノL150は直圧タンクレスでコンパクトな設計が魅力です。
便ふた自動開閉やオート洗浄などの自動機能、細かな水流で汚れ付着を抑える洗浄、汚れが付きにくく拭き取りやすい素材と形状で日々のお手入れが軽くなります。
オプションのやわらかライトは夜間の使用にもやさしく、家族みんなに配慮した設計です。
安曇野市のような寒冷地では、長期不在時に凍結が起きないよう取扱説明に沿った不在モードや止水・排水の手順を案内し、万一の破損リスクを避けます。
省水量の直圧洗浄でも十分な洗浄力が得られるよう、水圧と配管勾配の最終確認を行い、お引き渡し時に操作説明を丁寧に実施しました。

直圧タンクレスは「水圧条件の確認」と「排水心への適合」が成功の鍵です。
安曇野市のような寒冷地では長期不在時の凍結対策や取扱手順がとても重要です。
今回は水圧クリアとリモデル配管の併用で大工事なく美しく更新できました。
毎日使う場所だからこそ、事前調査と施工品質で“使い心地の良さ”が長持ちします。
気になるにおいや汚れ、見た目の古さが気になり始めたら、点検だけでもお気軽にご相談ください。

お客様の声
タンクレスでトイレが広く感じます。
夜中の使用もやわらかい光で家族を起こさず助かっています。
以前よりお掃除が本当に楽で、交換して良かったです。

担当者よりひとこと
2階設置の直圧は水圧次第で結果が変わります。
今回は事前の計測が良い判断材料になりました。
排水心ズレもリモデル配管でスマートに解決でき、床の負担や工期短縮にもつながりました。
寒冷地の不在時は取扱説明の手順を守って凍結リスクを避けましょう。

安曇野市は冬季の冷え込みと日較差が大きい地域です。
水まわり設備は凍結対策と不在時の手順徹底が長寿命化のコツです。
高原の澄んだ空気と豊かな湧水に恵まれた地域性は、日常的な換気や湿度管理とも相性が良く、におい対策やカビ予防にプラスに働きます。
トイレは省スペース化とお手入れ簡単の両立ができる直圧タンクレスが人気で、来客の多いご家庭にも好評です。