イトウ住建のこんなことまで施工実績

松本市浅間温泉にあるお宅にて漏水補修工事を行いました。

before

配管1

after

配管2
工事のきっかけ
水道局に漏水ではないかを指摘され、どこか業者に見てもらって下さいとの事で依頼がありました。
施工内容
漏水診断士による漏水調査で場所を特定し、コンクリート部を斫りながら撤去。配管が出るまで掘り進め、破損個所の配管の補修をし再度埋め戻す。
施工期間
2日
保証年数
25年
使用材料
20㎜　VP菅
工事費用
約14万（調査費含）

松本市浅間温泉にあるお宅にて漏水補修工事を行いました。

お住まいになられている方は気が付かなかったのですが、水道局の方から、

「漏水しているのでは・・・・・」という指摘があったそうです。

その際、どこか業者に見てもらって下さいとの話があり、今回調査・補修工事の依頼がありました。

屋根や外壁の様に目に見える所なら良いのですが、地中にある配管の破損を特定するのにも

非常に厄介な作業となる為、今回は漏水診断士によるピンポイントでの場所の特定をして頂き、

配管の補修をする事としました。

まずは簡易音聴棒にてメータ器に伝わってくる漏水音を聞き、漏水の確認をしていきました。

 

検査

まずは簡易音聴棒での調査です。探知棒に振動版を取り付けたシンプルな構造ですが、

漏水振動音を直接聴音する時に使用します。

熟練を要する調査方法です。

 

調査

範囲がかなり絞れてきたら、こんどは漏水探知機による調査を行います。

路面等に伝わってくる漏水音を探知機で電気的に音を増幅し、センサー探知します。

かなり高い精度で漏水箇所が特定されてきます。

検査2
検査3
検査4

敷地が広い為、時間を掛けて何箇所も調査しました。

建物下の駐車場にも水道があり、丁寧に一つ一つチェックしました。

箇所

勝手口の下付近にて漏水箇所と思われる場所がありました。

そこをドリルで穿孔し、再度音聴棒でも確認。

ほぼ、漏水箇所と特定しました。

場所が決まったら、範囲を決めてコンクリート面をカットします。

粉塵が風で付近に飛散するのを抑える為、

カットと並行し、クリーナーで粉塵を吸い込んでいきます。

カット

コンクリート面をカットし終えたら斫り機で表面を崩して行きます。

 

斫り

斫り終わって鉄筋を撤去し、これから配管まで掘り進めます。

斫り2

配管を傷付けないように慎重に掘り進めます。

穴掘り

かなり深く掘り進めたところ、指摘通り配管の破損が確認されました。

破損

破損している配管をカットしていきます。

カット

破損していた配管をカットし、取り除きました。

これで新たに配管を接続していきます。

配管2

新しい配管を接続完了です。

以前の配管は無理な力がかかっていた様だったので、写真の様な取り回しとしました。

配管3
復旧1
復旧2

配管をし直したら、通水をし、漏れを確認します。

漏れていない事を確認したら再度埋め戻しをし、コンクリートを流して

同じ様に復旧します。

復旧3
完了

無事漏水補修工事が完了しました。

このお宅は以前も漏水補修をされていたので、他の配管の老朽化を大変気にされていました。

今回は最初から最後まで工事の一部始終をご覧になっていたので、納得して頂いていた様子でした。

 

 

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