いつもイトウ住建の施工ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
エコキュート専属の営業スタッフ、渡邊です。
今回は諏訪市で16年使用されたPanasonic製エコキュート「HE-L37DQ」から、寒冷地仕様の「HE-LS37LQS」へ交換した現場の様子をご紹介します。
エラーコードが頻繁に表示されるようになり、寒い地域での不安も高まったことから、交換をご希望いただきました。


【施工前後】
ご相談いただいたのは、16年間ご使用された「HE-L37DQ」。
冬場の冷え込みが厳しい諏訪市では、機器内部が冷えすぎてエラーコード(E147など)が出てしまい、安定してお湯が使えない状態でした。
タンクの周りの汚れや配管の劣化も目立っており、「いつ止まってもおかしくないかも」との不安があったそうです。
今回の交換で、光熱費削減と凍結対策の両立を目指すことになりました。

【既存エコキュート解体撤去】
作業当日は晴れ。まずはHE-L37DQの解体からスタートしました。
給水・給湯・ヒートポンプ・リモコン配線と順に取り外していきます。
このモデルはタンク容量370Lで重さもあるため、搬出には2人がかりで対応。
まわりの塀や配管を傷つけないよう慎重に進めました。
撤去後は基礎まわりを清掃し、新しい機器がしっかり設置できるよう整えます。

【新機種HE-LS37LQSの設置】
今回設置したのは**PanasonicのHE-LS37LQS(寒冷地仕様)**です。
このモデルは、外気温-25℃まで対応可能な高耐久ヒートポンプを搭載し、長野県のような寒冷地でも安定したお湯の供給が可能です。
本体寸法は幅600mm×奥行650mm×高さ1,825mm。設置スペースが限られているお宅にもスッキリ収まります。
また、断熱性能の高い貯湯タンクと、効率の良い「エコナビ」機能が搭載されており、以前の機種に比べて約15〜20%の省エネ効果が見込めます。
貯湯ユニットとヒートポンプの接続もスムーズに完了し、配管には保温材をしっかり巻いて凍結対策もバッチリ行いました。

【リモコン交換】
リモコンも新しくなりました。
キッチンと浴室に設置されたリモコンは、どちらも視認性の高い液晶表示で、追い焚き・ふろ自動・湯量調整などの操作がボタン一つで完了。
さらに、入浴中の安全を考慮した「音声ガイダンス」や「チャイルドロック」などの便利機能も充実しています。
お客様も「今どきのリモコンってこんなに進化してるんですね!」と驚かれていました。

【完工と試運転】
設置から試運転、動作確認までを含め、全体の工期は約3時間。
完工後はすぐに試運転を行い、お湯の出方、温度、湯張り量、リモコン操作などを入念にチェックしました。
エラーもなく順調に運転し、無事お引き渡しとなりました。
今回の**施工費用は520,000円(税込)**です。
【お客様の声】
「突然エラーが出て、お風呂に入れなくなるのが本当に不安でした。
相談してすぐに対応してくれて助かりました。
新しい機種は冬でも安心感があります。
追い焚きも早くて快適になりました。
これでまたしばらく安心して暮らせます!」
【担当者より】
Panasonic HE-L37DQを長く使っている方からのご相談が最近増えています。
特に寒冷地では故障のリスクが高まりますので、早めの点検・交換がおすすめです。
機器の型番が同じ、または「最近調子が悪い」と感じた方は、ぜひお気軽にご相談ください。