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エコキュート交換を始める際に、
次の2つの事前チェックを行います。
1つは、
エコキュートのブレーカーが落ちているか。
これは作業中の安全を図るための確認です。
弊社スタッフで行いますので、ご安心くださいませ。
2つ目は、
浴槽内のお水が抜けているかどうかの確認です。
試運転時に一度お水を張りますため、浴槽内は空にさせていただきます。
事前チェックが済みましたら、早速既設エコキュートの撤去です。
まずは、エコキュートの貯湯タンク内の水を全て抜水します。
この水がタンクに入っている状態ですと、重すぎて運び出しが出来ません。
抜水に並行して、
配管と信号線の取り外しを行います。
これら配管と信号線は既設流用いたします。
取外しの際に傷つけてしまわぬよう細心の注意を払いながら外します。
作業中、配線や配管、凍結防止帯も
傷や断線がないかしっかり確認してまいります。
もしそうした傷があれば、後の断線や故障の原因となるためです。
そうした異常が発見されたら、新しいものへと交換致しますのでご安心下さい。
| 2．新規給湯器の設置 ～土間の整理、運び入れ、配管接続～ |
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配管・配線の取り外しが終わり、抜水も完了したことが確認出来たら、
既設貯湯タンクを運びだします。
そのタンクの容量にもよりますが、
370Lであれば2人～3人、
460Lであれば3人～4人体制で、
外壁や周囲の構造物などに接触したり破損させたりしないよう、
注意して運び出します。
既設貯湯タンクの撤去が出来たら、
土間の上に長年の間に貯まった泥や葉っぱ・小石をどかしてきれいにし、
エコキュートの『設置ガイド』を土間にあてて、設置方法を検討します。
職人同士で意見を出し合い、最も良い方法を割り出したら、
土間に貯湯タンクを固定するためのボルトを打ち込みます。
新しいエコキュートを運び入れ、
ボルトで土間と固定したら、搬入完了です。
貯湯タンクの搬入が出来たら、
配管と信号線の繋ぎ直しです。
新しいエコキュートは、配管の設置位置が昔のものと異なり少し高い位置での
取付となっています。
また、新旧でメーカーが異なる場合は、
その配管の設置位置も異なります。
その為、配管の長さが必ずと言っていいほど足りなくなります。
この不足分は、
フレキシブル配管という施工性に優れたアルミ配管にて延長造作いたします。
配管の延長設置が出来、信号線の取付も出来たら、
台所とお風呂場の2ヵ所のリモコンの交換を行うため、屋内にお邪魔いたします。
施工中にお出かけになられたいお客様もいらっしゃると思いますが、
このリモコン交換と後の試運転の際には、
邸内と外を何度も行き来しますため、ご在宅いただくようお願いいたします。
リモコン交換も完了したら、
貯湯タンクに注水し、試運転の開始です。
この試運転の際に、各配管の中を水が通ります。
すると、当然ながら配管内部から水圧がかかります。
この際に、もし取付の甘い配管があれば、
その接続部から水がにじみ出てまいります。
これがいわゆる水漏れです。
こうした問題がないかをしっかりと確認いたしまして、
水漏れがないことが確認出来たら、配管への保護材設置を行います。
最後に、試運転がシステム通り行われたのかの確認です。
浴室内に水がしっかりと貼られているか、
リモコンへのエラー表示がないか、
そして、
実際にお風呂や洗面台、お勝手で
暖められたお湯が出るのか、
こうした確認が出来たら、
お客様に使用方法を説明を行い、お引渡しとなります。
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