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「まだ動いてはいるけれど。
そろそろ年数が心配で。」
東筑摩郡朝日村のお客様から、そんなご相談をいただきました。

給湯器は、ある日突然動かなくなることがあります。
特に冬の朝に止まってしまうと、お湯が出ず本当に困ってしまいます。

今回は、18年がんばってくれたノーリツOTQ403Aから、コロナの高効率石油給湯器エコフィール UKB-EF472A(MP)への交換工事です。
「壊れる前に、安心できる機種へバトンタッチしておきたい。」
そんなお気持ちにお応えする形での入れ替えでした。

この記事では、実際の工事の流れとあわせて。
エコフィールの仕組みや、朝日村のような寒冷地で気を付けたい“凍結対策”についても、ていねいにご紹介していきます。

現場は東筑摩郡朝日村。
のどかな山あいにある戸建て住宅でした。

お使いだったのは、ノーリツの石油給湯器OTQ403A。
およそ18年間、毎日のようにお湯を届けてくれた相棒です。

「今のところ調子は悪くないんだけど。
さすがに18年ともなると、いつ止まってもおかしくないと聞いて。」
「真冬に急に壊れたら怖いから、その前に替えておきたい。」
と、お客様は少し不安そうにお話しくださいました。

給湯器の一般的な寿命は、10〜15年と言われます。
それを考えると、18年というのはかなり“よく働いてくれた”年数です。
ただ、そのぶん内部部品の劣化は確実に進んでいます。

朝日村は冬の冷え込みが厳しい地域です。
もし真冬に突然故障してしまったら、修理や交換までの数日間、お風呂や台所のお湯が使えない状態が続くこともあり得ます。

今回はそうなる前に。
「エコで燃費の良い給湯器に替えて、安心して冬を迎えたい。」
という前向きな給湯器交換となりました。

🧰工事の流れとエコフィールのポイント解説

ここからは、工事の流れを写真に沿ってご紹介します。
合わせて、高効率給湯器の仕組みや長野県ならではの凍結対策も解説します。

最初の工程は、今までがんばってくれた既存給湯器の撤去です。

石油給湯器は本体内部に、燃焼部品や熱交換器などさまざまなパーツが詰まっています。
18年という長い年月の中で。
見えないところにサビや汚れが蓄積し、小さな不具合の芽が育っていることも少なくありません。

撤去作業では、給水・給湯・追い焚き・灯油配管などを一つひとつ外し。
安全を確認しながら本体を取り外していきます。
取り外した本体はイトウ住建が責任を持って回収し、適切に処分しますので。
お客様がご自身で廃棄先を探したり、重たい機械を運んだりする必要はありません。

長年使ってきた給湯器を外す瞬間は、少しさみしさもありますが。
「今までありがとう。
おつかれさま。」
という気持ちで、新しい機械にバトンタッチしていきます。

今回新しく設置したのは。
コロナ 石油給湯器 4万キロオート エコフィール UKB-EF472A(MP) です。

「4万キロ」というのは、簡単に言うと“お湯をつくるパワーの大きさ”のこと。
一般的なご家庭であれば十分すぎる給湯能力で。
お風呂とキッチンを同時に使っても、しっかりお湯を供給できます。

“オート”タイプなので。
お風呂の自動湯張り、保温、追い焚きがボタンひとつで完結します。
設定した湯量でピタッと止まり。
お湯が減れば自動で足し湯もしてくれるので。
忙しいご家庭にはとても心強い機能です。

そして、この機種の大きな特徴が エコフィール。
通常の石油給湯器は、灯油を燃やしてお湯を温める際に。
燃焼ガスとして約20％ほどの熱をそのまま排気として捨ててしまいます。

エコフィールは、その本来捨てていた熱を。
もう一度だけ有効利用する“二段階の熱交換” を行う給湯器です。
排気ガスの熱を再利用することで。
同じお湯の量を作るために必要な灯油の量を少なくできる。
つまり、光熱費の節約とCO₂削減につながる仕組みです。

長く使う設備だからこそ。
「高効率で家計と環境にやさしい機種を選びたい。」
という方には、とても相性の良い給湯器です。

本体を据え付けたら、給水管・給湯管・追い焚き管・灯油配管などを接続していきます。
ここでポイントになるのが、配管の保温と凍結防止帯 です。

東筑摩郡朝日村をはじめ、長野県の多くのエリアでは。
冬の冷え込みが氷点下になる日が当たり前のように続きます。
屋外に露出している配管は、そのままにしておくと凍ってしまい。
最悪の場合、破裂して漏水につながることもあります。

そのため、給湯器交換の際には。
・配管に十分な保温材が巻かれているか。
・凍結防止帯（ヒーター）の通電は正常か。
を必ず確認します。

イトウ住建では、交換工事のたびに凍結防止帯の通電試験を実施。
断線していた場合は、お客様に状況をご説明したうえで。
防止帯の交換もご提案しています。

ここで一つ大切な注意点があります。
「春から秋は電気代がもったいないから」と。
凍結防止帯のコンセントを抜いてしまうケースです。

防止帯には温度センサーが付いていて。
気温が高い時期は自動的に電気が流れない仕組みになっています。
コンセントを抜いてしまうと。
寒くなってもヒーターが働かず、配管が凍ってしまう原因になります。

防止帯のコンセントは “一年中挿しっぱなし” が正解です。
ぜひ覚えておいてくださいね。

最後に、室内のリモコンを新しい機種用のものに交換します。
操作パネルが新しくなると、それだけで気分も少しワクワクします。

台所リモコンと浴室リモコンの両方を入れ替え。
お湯張りや追い焚きなど、各種機能を試運転でしっかりチェックします。
設定どおりの温度でお湯が出るか。
エラー表示が出ないか。
音声ガイダンスは正常か。
細かな項目までひとつひとつ確認していきます。

すべて問題なく動作したことをお客様と一緒に確認し。
今回の石油給湯器交換工事は完了となりました。

「これで安心して冬が迎えられる。」
と、お客様もホッとした表情を見せてくださいました。

給湯器は、壊れてから慌てて交換するよりも。
「そろそろ寿命かな。」と感じたタイミングで予防的に交換する のが、いちばんストレスが少ない方法です。

特に東筑摩郡朝日村のような寒冷地では。
真冬にお湯が出なくなると、生活への影響がとても大きくなります。

今回は、18年使用というタイミングで。
高効率のエコフィール機種へ入れ替えたことで。
・故障リスクの低減。
・灯油代の節約。
・環境負荷の軽減。
と、たくさんのメリットを同時に得ることができました。

「うちも年数的にそろそろかな。」
「最近、お湯の出が不安定な気がする。」
そんなときは、一度イトウ住建にご相談ください。
点検とお見積りは無料です。

■お客様の声
「まだ動いてはいましたが、18年と聞いてさすがに心配になり相談しました。
こちらの不安や質問にも一つひとつ丁寧に答えてくださり。
“壊れる前に替えておくと安心ですよ”という言葉に背中を押されました。

工事当日もテキパキと作業していただき、夕方にはいつも通りお風呂に入ることができました。
エコフィールで灯油代も少し抑えられると聞き、今後の冬が楽しみです。
お願いしてよかったです。」

■担当者よりひとこと
東筑摩郡朝日村は、冬場の冷え込みが厳しく。
給湯器や配管にとってはなかなかハードな環境です。
今回のように、まだ動いている段階でご相談いただけると。
こちらも余裕を持って最適な機種選定と工事日程の調整ができるので、とてもありがたく感じました。

コロナのエコフィールシリーズは、燃費の良さと信頼性のバランスがよく。
長く安心してお使いいただける機種です。
これからも、給湯器専門チームとして。
「困ったときにすぐ頼れる存在」でいられるよう、丁寧な対応を心がけてまいります。

東筑摩郡朝日村は、松本市の南東に位置する山あいの村です。
標高が高く、冬は氷点下の日も多いエリア。
朝方は霜柱が立ち、外に出ると空気がキリッと冷たく感じられます。

近くにはキャンプや川遊びが楽しめる自然スポットも多く。
夏は避暑地として人気ですが。
そのぶん冬の冷え込みは厳しく、給湯器や配管の凍結リスクも高くなります。

こうした地域では。
・高効率でパワーのある給湯器を選ぶこと。
・配管保温と凍結防止帯をきちんと整備すること。
・寿命を迎える前の予防交換を心がけること。
が、とても大切です。

「自然豊かな朝日村で、冬も安心してお湯を使っていただきたい。」
その想いで、イトウ住建は地域密着で給湯器工事を行っています。

イトウ住建には、年間約200件の交換を担当する給湯器専門チームがあります。
東筑摩郡朝日村をはじめ、松本市周辺エリアに素早く駆けつけます。

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