| .  1日目: | 
.  既存ウッドデッキの解体 及び 撤去 | 
 
| .  2日目: | 
.  サンルーム設置 ~枠、基礎、屋根~ | 
 
| .  3日目: | 
.  サンルーム設置 ~床、窓~ 、濡縁ウッドデッキの設置 | 
 
 
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まずはじめに既存のウッドデッキの解体から始めます。 
  
ウッドデッキの解体は、そんなに難しいことはございません。 
  
躯体(家)の壁に 、釘やビス(ネジ)で 直接的に固定されているわけではなく、 
地面に束石と言う土台となる石を設置し、 
その上にウッドデッキを組んでいるだけなのです。 
  
要するに、ウッドデッキそのものの自重で地面に立っているのですね。 
  
床板部分から一枚一枚丁寧に剥がしながら、 
全て木材を取り外し、施工場所を一度更地にいたします。 
  
 
  
2日目からはサンルームの設置です。 
サンルームはウッドデッキとは異なり高さもありますため、 
基本的には躯体(家)の 壁面にビスでしっかりと固定します。 
  
今回も基本に倣って、壁面にテラス囲いをするための枠を取付を行いました。 
| 補足ですが:アフターケアとして、コーキング処理をほどこし、躯体に空けた穴に水が入らない様に十分にケアいたします。 | 
 
 
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設置範囲には2階ベランダの底面に取り付けれられている雨樋がありましたので、 
これを避け、樋の機能に影響がない様にな配慮いたしました。 
  
 
テラス囲いの 枠が取り付けられたら、次は柱の設置です。 
凍み上がりによる被害を受けないように、 
しっかりと500mmほど掘削し、しっかりと転圧をいたします。 
  
この掘削した穴底にテラスルームの支柱を設置するのですが、 
mm単位で正確に測量を行い、微調整をして固定しなければなりません。 
  
正確な位置が定まったら、支柱の周りにコンクリートを流し込む”根巻き”作業を行います。 
この根巻きを行うことで、支柱の強度を出すとともに重量を加算し、 
凍み上がりの予防とするのです。 
  
 
ここまで出来たら、本日は残り”屋根部分の設置”です。 
躯体のくぼみ(バルコニーの下)に取り付ける形ですので、 
屋根材用は”フラット型”と呼ばれる直線状のものを設置いたします。 
  
また、今回ご用意しているのは”熱線遮断ポリカネート屋根材”ですので、 
陽の光を取り込みつつも紫外線を抑える製品です。 
  
お洗濯を干すにはぴったりの素材ですね。 
  
 
  
|  3. サンルーム設置 ~床、窓~ 、濡縁ウッドデッキの設置 | 
 
 
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3日目、最終日です。 
サンルームの残りの設置は”床”と”窓”の設置です。 
  
床を設置する前に、”大引き”とよばれる部分を取り付けます。 
これは、床材を敷くための骨組みで、荷重を分散させてくれます。 
  
一定間隔で大引きの設置を行い、床を敷き詰めたら、 
残りは窓の設置。 
  
躯体(家)の壁2面を利用して取り付けますので、 
ガラス冊子の設置は外側の2面のみ。 
  
壁とテラスルームの間に隙間がないか、 
またガラス冊子とその取付レールに傾きや隙間がないかを、 
念入りにチェックしつつ取り付けたら完成です。 
  
 
最後に、 
2間3尺のウッドデッキをサンルームの窓サッシ手前に設置します。 
  
濡縁の様な機能をもたせ、 
テラスルームから少し外に出て腰を掛けるスペースとしてご用意いたしました。 
  
設置の仕方は、『施工内容のご紹介』の初めに軽く触れましたが、 
基礎となる束石の上に自重で立たせる、といったものになります。 
| .  1. | 
. 束石を適所に設置。その際それぞれの束石の高さが同じになるように、
 レーザーを使用してmm単位で調整する。 
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| .  2. | 
.束石の上に、支柱をそれぞれ設置する。これも束石同様、同じ高さになるように、
 切詰め加工なども行いながら微調整する。 
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| .  3. | 
. 大引きを設置し、各支柱と大引きを接続する。
 この際も高さに気を付けながら、問題がなければ支柱と束石をビスで固定する。 
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| .  4. | 
. 大引きの上に床板を敷き、全体的に平行であるかを確認。
 問題がなければ化粧枠を設置して完成 
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簡単にでしたが、ウッドデッキの作成工程でございました。 
  
これにて、テラスルームの新設施工は完了です! 
  
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