イトウ住建のお風呂施工実績

松本市|寒いお風呂から遮熱シートを入れて暖かいお風呂へ|手順と費用

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松本ユニットバス交換工事

after

松本ユニットバス交換工事
工事のきっかけ
大規模改修工事のなかのお風呂入れ替え工事です。
【これまでは冬は寒くて入るのに躊躇してしまうようなタイル風呂でした。打ち合わせの中で標準工事に遮熱シートが入っているということで、迷わず決めました。寒さを全く感じず快適に入浴できています。】

といううれしいお言葉をいただきました。
施工内容
タイル風呂からユニットバスへ交換工事
施工期間
1週間
保証年数
10年
使用材料
ユニットバス
タカラスタンダード
ミーナ
工事費用
1,570,000円
ユニットバス本体・解体工事費
設置工事費・組立工事費
脱衣所工事費 各種工事費含む

松本市波田で、全面改装工事を行いました。今回はその中のタイルのお風呂からユニットバスへの交換工事をご紹介します。

既存のお風呂は浴室内の床壁、脱衣所の床までがタイル張りのお風呂でした。コンクリートや木壁にモルタルを打ってタイルを貼るタイル風呂は、断熱材が入っていないので冬は寒くて入浴するのに躊躇してしまいます。年間何10棟と施工させていただいているタイル風呂からユニットバスへの交換工事ですが、皆様口をそろえて寒くて困っているとおっしゃいます。

今回入れるユニットバスはタカラスタンダードのミーナという商品です。他のメーカーよりも断熱性能に優れている断熱パネルのユニットです。そこに弊社オリジナルの遮熱シートをプラスした寒冷地仕様の施工をします。

 

タカラスタンダード ユニットバス ミーナ の詳細はコチラ>>>

既存のタイル風呂

松本ユニットバス交換工事

施工前のお風呂です。夏でもタイルのひんやりしていそうな様子が写真でもわかるかと思います。冬はファンヒーターで浴室を温めてから入浴していたそうです。ヒートショックの心配もあります。

解体工事の様子

松本ユニットバス交換工事

まずは既存のお風呂を解体していきます。タイルを剥がして(壁のタイルはハンマーでたたけば簡単に剥がれます)出てきたモルタルは斫り機(はつりき)で壊していきます。床はタイルのまま斫ります。床はタイル、薄いのですが硬いモルタル層、厚いのですが柔らかいモルタル層、グリという大きな石の層になっています。硬いモルタル層がなくなれば後は比較的楽に撤去出来ます。

このコンクリートガラを手作業で外のダンプまで運びます。そんなに広くない浴室でも1棟解体すると2tダンプいっぱいになります。

入り口引き違い戸を撤去

松本ユニットバス交換工事

今回のお風呂の入り口は1面開口の両開き引き違い戸でした。この入り口ドアも撤去します。単板ガラスのドアだったのでここからも暖かい空気が逃げてしまいます。今回は半分はユニットバスの断熱パネルで壁にして、同じく断熱交換のある片開き戸に変更します。

これで解体工事は終わりです。ここまでで半日で終わらせます。

コンクリート土間を打設します

松本ユニットバス交換工事

午後からユニットバスを据えるためのコンクリート土間を打ちます。残ったコンクリートガラやグリで高さを調整して、足りず余らず、ちょうどいい量のコンクリートを用意します。コンクリートは手運びで窓から入れます。ほとんどの場合お風呂の窓は北側にあるのでなかなかの距離を運ぶことになります。必要な高さまでコンクリートを入れて、当然ですが水平な土間に仕上げます。

 

弊社オリジナル施工 遮熱シートサーモバリア

松本ユニットバス交換工事

ここまではどの施工会社さんも同じ工事をしますが、ユニットバス組立の前に弊社オリジナル施工のサーモバリアを貼ります。解体勇の写真にある窓から下の高さのコンクリートブロック、この高さまでは標準工事で遮熱シートサーモバリアを貼ります。サーモバリアは梱包材のプチプチのようなシートを純度99.9%のアルミ箔で挟んだ、熱を遮断する=遮熱シートです。浴室内の暖かい空気が外に出ようとするのを遮断し、冷たい外の空気が中に入ってくるのを遮断します。

これを窓の高さまで張るのが弊社の標準工事、その上はオプションで承ります。

 

この後組立をし、配管の繋ぎ込みと電気系統の工事ををするのですが、組み立てを除く配管の繋ぎ込みと電気工事までが、1616サイズのタイル浴室の基本工事費となります。

1616サイズ 基本工事費    350,000円

        タイル浴室解体費 120,000円

        コンクリート土間  50,000円

        合計       520,000円

 

窓の入れ替え Low-E複層ガラス

松本ユニットバス交換工事

窓の大きさもユニットバスに合わせます。元々大きな開口だったため少しコンパクトに。これも今までは単板ガラスのアルミサッシで、開口部からの熱の流出が大きかったので、ガラスを断熱性能の高いLow-E複層ガラス※に変更しました。入口の開口、窓の開口が今までよりも断熱性の高い開口に替わりました。

※Low-E複層ガラスとは

ガラスの表面にLow-E膜という特殊な金属膜をコーティングした複層ガラス(2枚合わせのガラス)で、「Low Emissivity」の頭文字をとってLow-Eガラスといいます。日本語に訳すと体放出という意味で、外の太陽からの熱、室内の暖かい空気を吸収、反射します。夏の外の熱を中に入れず、冬室内の温められた熱を外に出さないエコなガラスです。

 

この窓の入れ替え工事はオプションです。大きさにもよりますが、30,000円~50,000円くらいです。

今回の入れ替え工事は 35,000円でした

タイルの床の脱衣所 クッションフロアに貼り替え

松本ユニットバス交換工事

廊下から一段下がったタイル床の脱衣所、一段下がっていたおかげで解体せずに廊下とフラットな床の脱衣所に作り替えることができます。下地の根太(右写真の縦方向の角材)をいれて、根太の間に断熱材のスタイロフォームを入れ、構造用合板で塞ぎます。この上にクッションフロアを貼れば、脱衣所の床も暖かいものになります。

ユニットバス入り口で新たに作成した壁の脱衣所側も構造用合板で造作します。併せて壁もビニールクロスに張り替えました。脱衣所入り口の建具も新しいものに交換しています。

 

脱衣所改装工事(オプション工事) 建具、内装工事等すべて含む

350,000円

 

ユニットバス組立工事

松本ユニットバス交換工事

ユニットバスの組立工事は弊社では行わず、タカラスタンダードの講習を受けて認定された専門チームが組み立てます。1616サイズで1日かかる作業です。今回入れるユニットバスはタカラスタンダードのミーナというクラスのユニットです。シャワーヘッドや浴室換気暖房乾燥機、オプションのパネルなどが入るか入らないか、入り口のドアの形状は何になるかなどで値段は変わりますが、本体価格600,000万円前後です。一度タカラスタンダードのショールームへお越しいただいて、仕様を決めたうえでお見積もりを出します。

 

 

 

松本ユニットバス交換工事

入り口は半分の開口面積にして片開きの引き戸にしました。入口開口部からの熱の放出は断熱ドア、断熱壁にしたのでほとんどないと言っていいと思います。脱衣所側の壁は弊社、浴室側の壁はタカラスタンダードの施工です。

 

タカラスタンダード ミーナ  585,000円(今回の場合)

組立取り付け費         80,000円

合計             665,000円

脱衣所の内装工事

松本ユニットバス交換工事

脱衣所の床にクッションフロア、壁はビニールクロスを貼りました。今までは寒々した脱衣所でしたが温かみのある内装に生まれ変わりました。床には洗濯機用の排水もついています。

寒い思いをしないユニットバスの完成

松本ユニットバス交換工事

組立が終わり、給排水の配管工事、電気工事を行っています。

これでユニットバスの工事は完了です。月曜日に解体工事を始めてお風呂の引き渡しが土曜日、6日間の工事でした。

全面改装の工事なので他の工事がまだ残っていますが、ひとまずお風呂に入ることができます。もう寒い入浴をすることはありません。快適に使っていただけると思います。

今回のタイル風呂からユニットバスへの交換工事の工事費用は下記です

基本工事 タイル風呂解体工事 コンクリート土間 合計

520,000円

Low-Eガラス 窓入れ替え工事

 35,000円

脱衣所内装工事

350,000円

ユニットバス タカラスタンダード ミーナ

585,000円

組立取り付け費

 80,000円

合計

1,570,000円

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